仙台市は1日、独創的な新産業のプランを募集し、事業化を支援する「仙台ビジネスグランプリ」の入賞作品を発表した。大賞には鈴木工業の「雑誌や古紙を利用した包装用の緩衝材開発」が選ばれた。 ビジネスグランプリは仙台市が市産業振興事業団と共催で実施しており、今年で3回目。ビジネスプラン部門67件、ビジネスアイデア部門134件の応募があった。 大賞作品には石油資源を使う発泡スチロールに代わり、古紙などを再生利用した緩衝材を開発するプランで、環境保全の観点から社会的意義と事業の拡大が期待されると評価された。 藤井市長は「情報、環境、福祉など都市型ニュービジネスの起業のきっかけにしてほしい」と話している。
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